HSP

HSPは睡眠不足になりやすい?よく寝る理由や適切な睡眠時間について解説!

人よりたくさん寝てるはずなのにいつも眠い…HSPはよく寝るって聞いたことあるけど本当なの?

5時間睡眠くらいでピンピンしてる人もいるけど、自分にあった睡眠時間が知りたいなぁ

 

この記事では、上記のような悩みに対し、

  • HSPがよく眠るのは本当?
  • HSPの睡眠時間が長い3つの理由
  • 適切な睡眠時間は人それぞれ!自分に合った睡眠時間を知る方法!

についてお話します。

人より睡眠時間が長いからといって、それで「自分はどこかおかしいんじゃないか」と思う必要がなくなります。

 

管理人
管理人
私は少なくても8時間、長いときは10時間くらい寝ないとすっきりしません。
以前は5時間睡眠で会社に行くという生活を送っていましたが、頭も回らず仕事中ずっと眠いという状態で生産性ゼロでした。

HSPがよく眠るのは本当?

HSPさんの多くが「自分は睡眠時間が長い」と思っているのではないでしょうか。

”HSPがよく寝る”ことについてですが、これは本当です。

しかしHSPの4大特性である「DOES(ダズ)」にはHSPの睡眠については定義されていませんし、医学的・科学的な根拠もないのです。

DOESとは

  • Depth of processing(処理の深さ)
  • Overstimulated(刺激を受けやすい)
  • Emotional reactivity and high Empathy(感情反応が高い・高度な共感性)
  • Sensitivity to Subtle stimuli(些細な刺激に対する感受性)

 

ですが、HSPさんで実際に睡眠時間が長くて悩んでいる人が多いのは事実です。
「よく寝ることは悪いこと」と思い込んでいる人もいるのではないでしょうか。

かくいう私もロングスリーパーであり、8時間以上は寝ないと1日中ボーっとしてしまいます。

では、なぜHSPは非HSPと比べてよく眠るのでしょうか?

HSPの睡眠時間が長い理由について考えていきたいと思います。

 

HSPの睡眠時間が長い3つの理由

HSPの人が睡眠時間が長い理由は、いくつか考えられます。

  1. 情報過多により脳が疲れるから
  2. 刺激を受けやすいため眠りが浅いから
  3. 脳で処理をする情報量が多すぎるから

結局ですが、先ほどご説明した「DOES」は直接的な表現で「睡眠」のことは定義していませんが、要するにDOESで定義しているHSPの特徴は、どう考えても睡眠不足に繋がると考えられますね。

起きている間はずっと些細なことでも刺激を受けては、どんなことも深く考え込むなんて、脳みそ激疲れです。

身体をたくさん動かすともちろん疲れますが、それと同じようにもしくはそれ以上に脳への刺激は体への負担が大きいのです。

では、HSPの睡眠時間が長い3つの理由を1つずつ見ていきましょう。

 

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情報過多により脳が疲れる

HSPが疲れやすいと言われる理由はここにあります。
周りの人があまり気にならない些細なことや普段当たり前に起きていることでもHSPさんは気になってしまいますよね。

例えを挙げるとこんなものがあります。

  • 周りの人の機嫌が悪いのは自分が原因なのではと考えてしまう
  • 惨殺な事件などのニュースを見ると苦しくなって見ていられなくなる
  • グループLINEが鳴るたびにストレスに感じる
  • 電車で座ってるとき隣の人が圧迫してくると耐えられない
  • 学校や会社では常に人の動きが気になる

 

普通に生きていたらしょっちゅう起こることでも、その情報から色々なことを深く考えてしまいます。

非HSPさん
非HSPさん
気にしすぎだって。そんな些細なこと気にしてたら生きていけないよ?

 

私も何度も人から「気にしすぎ」と言われたことがあります。

そのたびに「普通だったら気にしないことなのになんでこんな小さなこといつまでも気にしてるんだろう…私ってメンタル弱いのかな」と悩んでいました。

ですが、HSPの人はDOESという特性を持ち合わせているため、しかもそれは脳の作りによる先天性のものであるため、仕方のないことなのです。

「気にしすぎだよ」と言ってくる人の気持ちにモヤっとしてしまうのと同じように、非HSPさんもHSPの気持ちは理解しにくいのかもしれないですね。

お互いが、「理解できない!」ではなく、それぞれの個性を受け入れて認めることが大事ですね。

 

刺激を受けやすいため眠りが浅い

HSPはとても刺激を受けやすいため、どうしても眠りが浅くなってしまいます。

眠りが浅いと中途覚醒も増え、睡眠の質が低下してしまいますよね。

HSPさんが睡眠の前後で刺激を受けやすいものの例を挙げてみます。

  • スマホなど電子機器によるブルーライトの影響
  • 寝る直前のカフェイン摂取
  • 適切な室温ではない(暑すぎる・寒すぎる)
  • 寝具が自分に合っていない(枕の高さ・布団の硬さ)
  • 秒針や外の音が気になる
  • 何らかの理由で光が気になる

逆に言えば、これらを回避することで睡眠の質を向上させていくことができます。

 

脳で処理をする情報量が多すぎる

人は睡眠中ただ眠っているだけではなく、脳みそで日中受けた刺激や情報を記憶に残したり、消したりなど様々な処理を行っています。

そのため、HSPさんのように日中の刺激が多すぎる人は、寝ている間の脳みその処理も人より多いため、必然的に睡眠時間は長くなってしまいます。

寝ている間も脳みそは働いているんだね。
その日起きた嫌な記憶は全部消してくれたらいいのにね(笑)

 

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HSPの適切な睡眠時間は人それぞれ!自分に合った睡眠時間を知る方法!

 

一般的に人が必要とする睡眠時間は、7~8時間と言われています。
ですが、実際忙しい現代人は7時間はおろか、それ以下の人も多いのではないでしょうか。

ましてや、疲れやすいHSPにとっては「8時間寝たって眠いよ」という人が多いはずです。

睡眠時間というのは、「○時間寝たら良い」というものではなく、そもそも個人差があるものです。

ショートスリーパー・ロングスリーパーという言葉があるように体質によるものもあれば、年齢によって変化するものでもあります。

ですが、自分に合った睡眠時間を知る方法はあります。

それは、普段から寝不足に感じている場合「普段の睡眠時間+1時間」寝てみてください。

ここで注意が必要なのですが、実践するのは1日だけでなく少なくとも1週間は継続してほしいということです。

体内リズムを整えるため、寝る時間と起きる時間を毎日決まった時間にするのがポイントです。

もしそれでもまだ寝不足だと感じる場合は、さらに1時間(もしくは30分)と睡眠時間を増やしていって、日中眠くならずに過ごせる時間が自分に適した睡眠時間です。

 

そんな簡単に言うけど、仕事が忙しすぎて7時間以上睡眠時間が確保できないよ!

 

仕事が忙しかったり、子育て中のお母さんなどは、そんな簡単に睡眠時間を確保できないかもしれませんよね。

現実的に難しいかもしれませんが解決策として、仕事が忙しすぎる場合は「在宅ワークができる仕事に転職をする」「会社の近くに引っ越して移動時間をなくす」など考えてみるのも一つの手です。

子育て中のお母さんの場合は、「とにかく睡眠を優先して家事は後回しにする」「日中に仮眠をとる」などの方法があります。

 

まとめ HSPは疲れやすいのでたくさん寝ましょう

HSPさんの睡眠時間が長い理由を知ることができたかと思います。

  • 情報過多により脳が疲れるから
  • 刺激を受けやすいため眠りが浅いから
  • 脳で処理をする情報量が多すぎるから

上記の理由によってHSPさんはたくさん睡眠を必要としていますので、睡眠不足だと感じている場合は自分に適した睡眠時間を見つけて、たくさん寝てください。

よく「睡眠時間は慣れ」だと言って、ショートスリーパーを目指そうとする人がいますが無理をすると健康を害します。(経験談)

「たくさん寝ることは悪いこと」と思わず、自分を大切にしてあげてくださいね♪