HSP

HSPは友達が少ないって本当?友人がいないことに悩む必要はない!

なんですかね、日本って「友達が多い方が優れている」みたいな価値観が昔からある気がします。

小学校に上がるあたりで、「友達はたくさん作りなさい」と刷り込まれてきているからなのか…。

HSPで内向型の人は、友達作りに苦労してきたのではないでしょうか。

友達できても本当に仲が良い相手なのか分からない。上辺だけで付き合ってる感じがする。

HSPは人に合わせたり相手の機嫌を損ねないよう上手に振舞えるため、人から好かれるタイプも多く、一見すると友達が多い人に見られることも。

ですが本人は「友達が少ない」と悩んでいたりするんですよね。

今回この記事では下記についてお話します。

  • HSPは友達が少ないって本当?
  • 疲れるだけの関係なら友達がいないことに悩む必要はない
  • めんどくさいから友達なんていらないと思う人へ
管理人
管理人
学生時代が一番友達関係で悩む時期かもしれませんが、大人になってもママ友関係とかありますよね。
私は現在30代ですが友達と呼べる人は片手で数えるほどです。

HSPは友達が少ないって本当?

「HSPは友達が少ない」って本当なのでしょうか。

結論から言ってしまうと、HSPだからといって必ずしも友達が少ないわけではありません。

HSPのタイプ(内向型・外向型)や、レベル(低~高)によるからです。

ですが、私が個人的にすごく思うことがあります、

それは、HSPだから友達が少ないのではなく、HSPだから友達が少ないと感じやすいのではということです。

どういうことかというとHSPの人って相手に対して無意識で以下のようなことを考えています。

HSPが相手に対して無意識で思うこと

  • 無理して仲良くしてくれてるんじゃないか
  • 相手は私のこと本当に友達って思っているのだろうか
  • 一緒に旅行に行く仲でもないし友達と呼べないかも
  • なくてはならない存在とまでは思えないし…

 

要するに、HSPの人って友達認定レベルが高いのでは?と私は思うのです。

今はそんなに見かけないかもしれませんが、昔はよくSNSとかに「みんなに誕生日祝ってもらった☆」と、大勢でパーティーをしている写真をあげている人とかいましたよね。

そのような写真を見てしまうと友達が少ないと思っているHSPさんは自分と比べて落ち込んでしまいます。

ですが、実はそのパーティーの大勢の友達というのは、HSPが思っているような友達関係ではない可能性があるのです。

 

実はみんなそんなに友達は多くない

フットワークが軽い人って、1回会っただけのような人でも友達認定していたり、友達の友達は友達みたいな思考だったりするんですよ。

だからそういう人は友達が多く見えるだけで、実はHSPさんが本当に友達だと思える数少ない友達って、みんなそんなにいません。

一生のうちに一人出会えたら万々歳です。

私的にはそんな心から親友と思える人に出会えるなんて、結婚するより難しいんじゃないかと考えています。笑

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疲れるだけの関係なら友達がいないことに悩む必要はない

「せっかく遊びに誘ってくれたんだし、断るのも悪いから会うか…」と、気の乗らない友達からの誘いってありますよね。

HSPさんは、そもそも人と合うだけで疲弊する人が多いので、

「出かけるのめんどくさいな~」
「ランチくらいならそこまで疲れないしまぁ良いかな」

くらいに思えるレベルなら、その友達と会うことに意味はあると思います。

 

ですがそうではなく、

「気が重すぎる」
「あの人と会うことを考えると嫌な気持ちになる」

みたいに思ってしまう場合は、距離を置いた方が良いですね。

誘いを断るのが申し訳ないからという理由だけで、イヤイヤ会っているとお互いにとって良くありません。

ちょっと私の苦い経験談をお話しますね。

 

友達を失くした私の経験談

あれは高校を卒業して一年ほど経った19歳の時でした。

私は高校時代クラスに馴染めず、部活に熱中することで気を紛らわして過ごしていたのですが、高校二年生の時クラスでなぜか一人とても私に仲良く接してくれる子がいました。

高校三年生の時その子とは別のクラスになってしまったのですが、卒業後も連絡は取り続けていました。

卒業後、わりと高い頻度で遊ぶようになったのですが、正直その子とは趣味が全く合いません。

洋服や食べ物の好みが合わないのは逆に面白かったりするじゃないですか。

でも”話の内容が合わない”ことほど一緒にいてしんどいものはありません。

私はジャニーズとか男性アイドルに興味がなく、その上恋愛にも非常に疎かったので、そういった話が中心のその子との会話は全く弾まず。

それでもゴリゴリのHSPなのでめちゃくちゃ無理して話を合わせていました

ですが当然それも長くは持たず、無理しているのがバレてしまったのです。

ある日、ショッピングセンターで2人で買い物をしてた時、その子が突然不機嫌になり何も言わず帰ってしまいました。

しばらくして手紙が家に送られてきたのですが、そこには「言いたいことがあるなら言ってほしかった」と書かれていたのです。

色々とショックでしたね。

「話を合わせないでほしい」ではなく「言いたいことを言って欲しい」だったのですから…。

その子は、私の思っていることや気持ちが知りたかったのだと思います。

この経験から、「合わない友達と会ってもお互いにマイナスなだけ。相手も傷つける。」ということを学びました。

 

友達がいなくなるとむしろ悩みは減る

苦い経験をした私でしたが、皮肉なことに先ほどの友達と会わなくなってから、悩みが減りました。

「合わない人とは会わなくてもいいんだ」という思考を身に付けた私は、人間関係の断捨離をしましたね。

そうしたことで、今は本当に気の合う人だけが残りました。

友達が少ない・いないということで悩む必要は一ミリもありません。

友達が多ければ多いほど悩みはさらに増えますよ。

成功者ほど、友達がいないということもよく言われる話です。

友達がたくさんいると、遊びや飲み会やらで多くの時間が奪われ、特にHSPさんはその都度疲弊してしまいますから、今のままで良いのです。

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めんどくさいから友達なんていらないと思う人へ

疲れてしまうだけなら友達はいなくていいと言いましたが、「外に出て友達と会うのが億劫だな、めんどくさい」という気持ちだけで「友達なんていらない」と思ってしまうのは少しもったいないかもしれません。

なぜなら、友達と会うことで得られる気付きや学びもあるからです。

友達=同年代の仲が良い子

というわけではありませんからね。

何十歳も年の離れた友達がいる人もいるでしょうし、友達に年上・年下は関係ないです。

同じ境遇や志を持った友達であれば話の内容も合いますし、会うことでお互いにプラスに働くこともあるかと思います。

 

ですが、無理はしなくて大丈夫です。

例えば気の合う友達でも「みんなで○○しよう」みたいな誘いだった場合は、自分の状況に合わせて断っても良いかと思います。

初対面の相手でも難なく話せる!という外向型HSPさんと、大勢の人が集まる場所を想像しただけで震える…という内向型HSPさんでは全然訳が違うので、自分がどうしたいかを優先しましょう。

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まとめ

HSPは友達が少ないのではなく、「HSPだから友達が少ないと感じやすい」ということをこの記事ではお伝えしました。

友達がいない方が、自分の時間を有意義に過ごせますし、有意義に過ごした時間で自分を成長させることができます。

「人間関係は常に変化するもの」とも言われていますし、自分が成長すると自分を取り巻く人間関係も良いものへ変わっていきますよ。

なので、現在「友達が少なくて悩んでいる」と言う人は、「悩む必要なんて全くなかった。友達が少ない自分はラッキー」と思考を変えていきましょう♪

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。