この記事では下記についてお話します。
- HSPに合う人と合わない人の特徴!初対面で分かる場合が多い
- HSP同士って相性良いの?
HSPの人は、空気を読むのがとても得意であり相手に気を遣うため、人から好かれやすい反面、本人はとても無理をしていることが多く「人間関係疲れた…」という状況に陥りやすくなってしまいます。
逆に「この人といるとなんか居心地がいい」という人も少なからずいたりするものです。
相性の良い相手と一緒に過ごしている方が幸せな時間を過ごせますよね。
今回は、HSPさんに合う人と合わない人、についてお伝えしていきます♪
HSPに合う人の特徴
HSPに合う人合わない人にはどのような特徴があるのでしょうか。
HSPさんはみなさん繊細ですので、合う合わないは感覚的に分かったり、出会ってから短期間で察知できる人も多いかと思います。
HSPにとって自分に合う人は貴重な存在ですよね。
まずはHSPに合う人の特徴について挙げていきたいと思います。
否定したり意見を押し付けてこない人
「否定されること」というのはHSPでなくても、誰でも傷つくことですが、特にHSPさんは否定されることを極度に恐れています。
否定されたり、その上自分の意見ばかり押し付けられてしまうと、HSPは「自分が間違ってたのかな…」と自分を責めてしまいます。
ですので、自分の意見や自分という存在を肯定してくれる人が近くにいるとHSPは安心することができるのです。
精神年齢が高く自分を持っている人
どんな時でも相手のことを客観的に見ることができたり、自己理解の深い人は精神的に自立していますよね。
そういうタイプの人は、人の気持ちを想像できる人が多いので、HSPさんとの相性は良いです。
必然的に実年齢も高めの人が多いかもしれません。
HSPさんは同年代よりも年上の人と話すのが好きという人も多くいますよね。
感情的ではなく穏やかな人
HSPの人は、人の感情に影響を受けやすいため、怒っている人がいる空間や、ピリピリした空気感がとても苦手です。
しかもそういう人に限って、ものすごく気分屋だったりするので「あれ?さっきまで怒ってたよね?!」とHSPさんは振り回されてしまい激疲れします。
いつも怒っている人には、恐怖心しか抱けなくなるので、合わないどころか関わらない方が良いです。
話を聞いてくれて寄り添ってくれる人
HSPさんって人の話を聞くのが得意ですよね。
別に自ら聞き役に徹しているわけでもないのに気が付けばいつも聞き役に、なんてことも。
なので話を聞いてくれて寄り添ってくれる人の存在って大切ですよね。
ですが「話は聞いてくれるけど必要以上に上から目線でアドバイスしてくる」人には注意してください。
その人は、話を聞いている風を装って、あなたより優位に立とうとしているだけかもしれないからです。
多様な価値観を受け入れられる人
世の中には様々な価値観があるにもかかわらず、「○○はこうすべきだ」とか「こうでなければならない」など決めつける人と一緒にいると、HSPはストレスに感じてしまいます。
柔軟な考えを持っている人、臨機応変な行動・考えができる人の方がHSPは心が休まりますよね。
HSPに合わない人の特徴
悪口ばかり言っている人
HSPは人の感情に左右されやすいという特徴があります。
いつも人の悪口を言っている人、嫉妬や不平不満ばかり言っている人の近くにいるだけで、HSPさんは精神的にめちゃくちゃ疲れてしまいます。
なぜなら、HSPはどんな相手に対しても、相手が不快にならない反応を心掛けていたり、ネガティブな話であっても話に同調してしまうからです。
そうすると、後からどっと疲れるだけでなく、自己嫌悪に陥ってしまうことも。
なるべく悪口ばかり言う人とは距離を置きましょう。
威圧的だったりマウンティングしてくる人
これは、誰でも嫌なことかもしれませんが、悲しいことにHSPは特に威圧的な人のターゲットにされたりマウンティングされやすいです。
その理由はマウンティングする人の心理を見るとよく分かりますよ。
- 承認欲求が強い(「すごい!」「羨ましい」など言ってもらいたい)
- プライドが高い
- 優越感に浸りたい
マウンティングマンの欲求をHSPさんは満たしてしまうのです…。
相手が不快にならないように、褒めまくっていませんか?
どんな話でもちゃんと耳を傾け聞いてあげていませんか?
マウンティングしてくる人はHSPといると気分が良いんです。
また、HSPは反論できないので威圧的な人のターゲットにもなりやすくなってしまいます。
マナーや常識に欠けている人
HSP自身がマナーやルールに忠実な人が多いので、マナーを守れない人と一緒にいると落ち着かないんですよね。
例えば一緒にいる相手がこんな人だとHSPさんは気が気じゃなくなってしまいます。
- 静かな場所で周りを気にせず大きな声でしゃべる人
- 一緒に映画を観てて上映中スマホをいじっている人
- 運転マナーが最低な人
- 偶然会った自分の知り合いに挨拶をしてくれない人
自分が何かルール違反をしているわけではないのに、自分の方が恥ずかしくなってしまい、こういう人と一緒にいると疲れてしまいます。
変に距離感が近い人
そんなに親しくもないのに妙に距離感が近い人っていますよね。
こういうタイプは大体初対面で分かるかと思いますが、こんな特徴があります。
- 単純に物理的距離(パーソナルスペース)が近い
- 親密でもないのにボディータッチしてくる
- 世話焼き
- 連絡頻度が多すぎる
意外とこのタイプの人は、みんなから好かれていることが多いです。
人に構うのが好きで、ちょっと強引さが特徴だったりします。
HSP同士は相性良いの?
同じ繊細さん同士なら「気が合いそう!」と思われがちですが、必ずしもそうとも限りません。
HSP同士だと起こりうること
- どちらかが弱っている場合、弱っているメンタルに引っ張られてしまう
- お互い本音が言えない
- お互い気を遣いすぎて疲れてしまう
- 居心地が良すぎてその人に依存してしまう可能性がある
特に、影響を受けやすいのは恋人やパートナーでHSP同士という場合です。
友人などに比べると接する時間も長く、夫婦となれば1日中一緒に過ごさなければならないこともあるでしょう。
ネガティブな感情に引っ張られやすいHSPさんは注意が必要です。
お互いが不安定になってしまう可能性が高いので、そのようなときは、1人の時間を大切にしてください。
たまには1人でご飯を外で食べてくるとか、1人でおでかけしてみるとかです。
HSPさんは気晴らしが絶対に必要です。
それはお互い分かっていることだと思いますので、理解されないという心配もないはずです。
とはいっても、やはり同じHSPですから繊細な部分や感性豊かなところは気が合うでしょう。
お互い何を感じているか読み取れるので、「一緒にいて疲れない」「過ごしやすい」と感じることができるのではないでしょうか。
私はHSPの友人はほぼいませんが、以前働いていた職場に「HSPっぽいな」という人がいました。
その人とはやはり気が合いましたので仕事もやりやすかったのを覚えています。
今では年に一度会うくらいの仲ですが、そのくらいの距離感が心地良く、HSP同士は長く付き合っていけると実感しています。
まとめ 合わない人とは距離をとるのが一番良い
HSPに合う人・合わない人というのは、けっこう誰もが思う部分でもあったりします。
非HSPさんでも、悪口ばかり言っている人や、マウンティングをとるような人は嫌ですからね。
ただHSPの人は必要以上に悩み、疲弊してしまう特性がありますので、「この人合わない」と思ったら距離をとってください。
合わない人が合うようになることはあまりないので、自分を大切にするという意味でも、心が疲れてしまうような人からは全力で逃げましょう!