「あなたの趣味は何ですか?」
この質問結構困りますよね。
- 趣味が豊富で休みの日が待ち遠しい!
- これといった趣味は特にないけど好きなことはある
- 完全無趣味
世の中には、趣味がたくさんある人や、何もないという人、様々です。
なんとなく「趣味がないのは悪いこと」みたいな風潮、引っかかりませんか?
- 「趣味は何?」の質問に答えられない
- 趣味がなくてつまらないやつだと思われていることが辛い
- 趣味がないことに困っていないけど趣味を持つべきか悩んでいる
本記事では「趣味探し」をしている人向けではありません。
特別趣味という趣味は持っていないけど、周りへの対応に困っている人向けの記事です。
趣味がないって悪いこと?
結論から言いますと、趣味がないことは全くもって悪いことではありません!
「趣味がないなら何か見つけなさい」
「趣味がないなんてつまらない人ね」
なんて言ってくる人は、そもそもあなたと合わない人なのでほっときましょう。
とは言え、私がこれまで出会ってきた人の中に「趣味が全くありません」と答える人はあまりいませんでした。
ですが、「趣味と呼べるほどじゃないけど…」みたいな答え方をする人は多く、趣味に対する捉え方は人それぞれだということが重要なポイントです。
まずは、趣味がない人ってどんな人なのか考えてみたいと思います。
趣味がない人の特徴
- 自信がない
- 時間がない
- お金がない
- めんどくさがり
自信がない
案外「自信がない」という人が一番多いのではないでしょうか?
「自分が趣味だと思っているものが、趣味と呼べるレベルのものなのか分からないから人に言えない」という自信がない人のパターンです。
「こんなことを趣味と呼んで良いのだろうか…」
「本当に好きな人からしたら自分なんてニワカとか言われそう」
こういった自信のなさから、胸を張って趣味です!と言えないんですよね。
時間がない
これはもう単純明快な理由ですね。
仕事が忙しすぎて時間がない・休みがないという人は、趣味に費やす時間が取れないのは当然です。
仮に、時間や休みが取れたとしても日々の疲れが蓄積しているので、「趣味に時間を使うくらいなら寝ていたい」と思う人もいるでしょう。
このような人は冗談交じりで「仕事が趣味です」「寝るのが趣味です」と答えても良いかもしれません。笑
お金がない
趣味の中にはお金がかかるものがあります。
例えばこんなものが挙げられます。
- 旅行
- カメラ
- 車
- ギャンブル
- アイドル
かつてお金に余裕があった頃は、このような趣味に没頭していたけど、結婚してお金が自由に使えなくなってしまった場合などは「趣味がなくなってしまった」状態になっている人もいるのではないでしょうか?
めんどぐさがり
趣味は色々な種類がありますが、特にアウトドア系になってくると、
- 外に出るのが面倒くさい
- 人に会うのが面倒くさい
など、めんどくさがりな性格の人は、行動することが面倒くさいのでそもそも始まらないんですよね。
趣味がないことを悪く感じてしまう理由
趣味って個人がプライベートの時間に行うものなので、あろうがなかろうが好きにすれば良いはずなのに、なぜか「趣味がないって悪いことなのでは」と思ってしまいがちです。
その理由にはこのようなことが考えられます。
- 趣味がないことに対して周りが色々言ってくるから
- 趣味がないことで周りの話題についていけないことがあるから
- 趣味がないとつまらない人間だと思っているから
面接でもよく「趣味は何ですか?」という質問ありますよね。
面接で聞かれるということは、その答えによっては落とされる可能性すらあるのでは…と勘繰ってしまいます。
なので、やはり一般的に「無趣味はイメージダウン」だと思ってしまう人が多いと考えられます。
趣味のレベルは人それぞれ違う
先ほども少しお話しましたが、「趣味に対する捉え方は人それぞれ」なのです。
例えば走ることが趣味の人が2人いたとします。
・大会などにも出場し、フルマラソンもバリバリ走れる
・日々走る以外のトレーニングも積んでいる
・きっかけはダイエットだったのでそこまで本格的に取り組んでいるわけではない
・休日は楽しみながら近所をジョギング
この場合、どちらも「趣味は走ることです」と答えても何も問題ありませんよね。
ですが、実際は後者の場合、「本気でやっている人に比べたら自分なんて大したことないし、趣味とは呼べないかも」と思ってしまうのです。
趣味がない人必見!「趣味は何?」の質問にはこう答えるのがベスト
趣味の捉え方は人それぞれだと言いましたが、趣味ってそもそも何なんでしょうか?
趣味の定義は幅広い
- 人が自由時間に好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと
- 人が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと
引用:Wikipedia
恐らく多くの人が2つ目の「人が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと」だけが趣味だと言えると考えているのではないでしょうか。
ですが、「自由時間に好んで行っていること」も趣味として定義されていますので、自分がプライベートの時間好きで行っていることは全て趣味と呼んで良いのです。
日常の中で感じる楽しいことは何か考えてみる
「趣味がない」と思っている人でも日々の生活の中で「楽しいこと」「好きなこと」はあるはずです。
- 読書
- 音楽鑑賞
- 映画鑑賞
- ドライブ
- ショッピング
- 食べ歩き
- カフェ巡り
- 散歩
- ゲーム
「本当に楽しいと思うことが一つもない(何をしても楽しくない)」「休みの日は寝て終わり」という人は、疲れている、もしくは精神的に辛い状況に置かれている可能性がありますので、まずはゆっくり休んでください。
趣味がない人の「趣味は何?」のに対する質問の答え
私も趣味と呼べるような趣味など何もありませんが、今まさにパソコンを使ってブログを書いていますので、「パソコンが趣味」でも良いのかななんて思います。
でも実際にあった話ですが、「パソコンが好き」って言うだけで、
「カスタマイズしてるの?」
「分解したことある?」
なんて聞かれるんですよ。笑
「読書が趣味」「映画が趣味」も同様に、必ずと言っていいほど、
「月に何本読んでるの?観てるの?」「おすすめは?」と言ってくる人がいます。
なので、「趣味は何?」の質問に対する答えは、自分が好きだと思っていることなら何でも良いのですが、さらに深堀されて聞かれたときの対処法も考えておいた方が良いでしょう。
- 前置きとして「そこまで詳しくないのですが」と言っておく
- 前置きとして「趣味と呼べるほどではありませんが」と言っておく
- 話題を変える
- 相手の趣味の話に持っていく
「趣味は何?」と聞いてくる人のほとんどが”話題作りのため”なので、実際に趣味がなくて大した受け答えができなかったとしても、会話できればいいんです。
もし、あなたの趣味について本気で口出ししてくるような人や、ダメ出ししてくるような人がいたとしたら、それはその人自身が趣味を生き甲斐としているタイプの人か、ただ単に変な人のどちらかなので、あまり関わる必要はありません。
ちなみに、面接で「あなたの趣味は何ですか?」と聞かれる意図は下記のようなものです。
- 趣味から人柄を知ろうとしている
- 趣味からその人の忍耐力や努力レベルを確認している
- 会社に適した人材か確認している
実際、最近受けた面接でこの質問をされましたが、私の場合は「会社に適した人材かどうか」の確認でした。
というのも、適当にインドアな趣味を答えたのですが、「運動はしないのですか?」と聞かれたのです。
どうやら、体力が必要な仕事なので、体力があるかどうかを趣味で確認したかったということが分かりました。
稀にこのようなパターンもありますが、面接での「趣味は何?」の意図には、ただコミュニケーション能力を確認しているだけの場合が多いので、「特にないです」以外の答えを準備しておきましょう。
無趣味でつまらないやつとは言わせない!
面と向かって、「無趣味なんてつまんないやつだな!」なんて言ってくる人はそう居ないと思いますが、中には「え、この人趣味も何もないんだ…」と心の中で思っている人もいるかもしれません。
しかし、そう思われるのは「趣味は何?」に対する受け答えに原因があります。
「特にない」
だけだと、どうしても素っ気ない印象を与えてしまいます。
先ほど言ったように、話題作りのためにあなたの趣味を聞いてくる人がほとんどですので、素っ気ない受け答えだと「趣味がなくてつまらない人」というよりも「話しててつまらない人」と思われます。
結果、「話もつまらないし、趣味もない人」というダブルパンチをくらいますので、せめて話題が広がるように話を膨らませればなんとかなるでしょう。
こんな時に一番おすすめな方法は、とにかく相手に質問しまくることです!
大抵「趣味は何?」なんて会話が出てくるのは、まだ出会って日が浅い関係だと思いますので、自分の趣味の話題から話を逸らしつつ相手に質問しまくりましょう。
まとめ
趣味は、日々の生活の中で自分が「楽しい」「好きだな」と思える小さなことで良いのです。
大事なのは、「趣味は何?」の質問に対して会話を広げることができるかどうかです。
深掘りして聞かれたときの対処法を用意しておけば、「無趣味」であっても問題ありません!
これといった趣味を答えずにこれまでやってきた私は、人から「何が楽しくて生きてるの?」なんて言われたこともあります。
ですが、「おいしいものを食べること」は大好きですし、こうやって「ブログを書いている時間」も楽しいです。
他人に何を思われているのか気になるかもしれませんが、自分が楽しく生きていればそれで良いのではないでしょうか^^
最後までお読みいただきありがとうございました♪